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学会紹介

学会沿革

development of the AKCS

設立経緯

本学会の前身である「中国朝鮮族研究会」設立の経緯 

「中国朝鮮族研究会」は、1999年1月10日東京で正式に発足しました。研究会発足までには、以下のような経緯があります。

1998年11月18日、当時明治大学大学院文学研究科博士後期課程在学中の白榮勛(元延辺大学歴史学部専任講師。1992年来日)が李東哲(元延辺大学外国語学部専任教師、副学部長。1989年来日)、金光林(元延辺大学日本語教師。1989年来日)、李哲権(元延辺大学農学院専任講師。1989年来日)、崔光日(元延辺大学法律学部専任講師。1993年来日)、李鋼哲(元中華全国総工会・北京工運学院専任講師。1991年来日)ら日本在住の元中国・延辺大学教師を中心とする各氏に同研究会設立を呼びかけ、協力を求めました。

北東アジアにおける「中国朝鮮族研究」の重要性や近年延辺大学若手教師を中心に大勢の朝鮮族研究者たちが日本に留学し、各分野において朝鮮族に関する研究を行なっていることなどから、研究情報および研究成果などの交流の場をつくると共に、共同研究などによる朝鮮族研究を一層促進しようというのが設立の動機でありました。

白の提案は各氏の支持・協力を得て同年12月から設立草案作成に取り組み、翌年の1999年1月3日、東京・延辺大学日本駐在総合事務所(新橋。李東哲所長)において上記の6人による会合が催され、同研究会成立草案の修正など具体的な検討を行いました。さらに10日、修正案の再検討、研究会運営と目標、今年度の研究活動内容などについて再確認しました。そして同日、6人が発起人となって1999年1月10日をもって「中国朝鮮族研究会」設立日とすることを決めました。また、同研究会の組織役割分担李東哲が代表、白榮勲が事務長を務めることになりました。